» 名言のブログ記事

10年按摩を学んで、鍼灸の世界では
やっと一人前といわれるそうです。

さらに、揉(も)んで揉んで揉み抜きなさい。

そうすると、手に目がついてくる。
そうでないと鍼は刺せない。
ということのようです。

手に目がついてくる。
なるほど、と思いました。

さらにさらに、その師からは
「治してやろう、なんて毛頭思うな。
指先1本でも楽になってもらおう、
という気持ちを忘れてはいけない」
と教えられました。

これは、
施術で、はじめて他人のからだに触るときの
気持ちと同じかなと思います。

ほんとうに必死で、
「気持ちよくさせてやろう」などと思うのではなく、
指1本でも楽になってもらいたい・・・という
一生懸命さが、

やがて信頼感に変わっていくものだと思います。

他人の体に触れるということは、
その人の過去・現在、喜怒哀楽、人生に触れること。

手で触ることなく、心から向き合うもの。

昔の資料を整理していたら
ふと思い出しました。