文化勲章受賞者で解剖学の大家でもある勝沼清蔵博士は、
「われわれ人間には、まだ三分の二の潜在能力がある。
それを掘り起こした者が天才であり、眠らせて終わるのが凡人だ。」
と説いています。
それを聞いたある人が、では潜在能力を掘り起こすには、
どうしたらいいのでしょうか?
と質問したときに、博士が答えた言葉がこれです。
「行動だよ。何もしないで、ある日突然潜在能力はあらわれはしない。」
机上の瞑想では己の眠っている才能は呼び起こせない。
行動が伴って初めて潜在能力は触発される。
常に新しい行動を起こすことが、眠っている残り三分の二の能力を
掘り起こす唯一の手段である。と、こう言い切っています。
人生には無数の教訓が満ち溢れています。
しかし、どれ一つをとってみても、万人にあてはまるものはありません。
それを教訓とするかどうかは、あなた自身の選択にかかっているのだから・・・。
目の前のチャンスもチャンスと思うかどうか、
その直感力、行動力が分かれ道なのかも知れません。
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