この言葉は『臨済録』の
「なんじ、しばらく随所に主となれば、立処みな真なり」
からきているそうです。
「主となれば」「物」にも「人」にも煩わされることなく、対象を思うままに反応させることができる。それが「勝つ」ということである。と・・・。
こうして勝ち続けることによって、あなたは真の勝利者に近づける。
勝ち続けるために今すぐ実行できる究極の秘訣があるそうだ。
すなわち
「より高い目的を認めて・・・これが達成されるのだという信念を持つ事」
「それは自分が置かれている立場よりも一段高いところから、
ものを見ることである。」
現実に自分が向き合っているそのレベルよりも「一つ上」の場所に立ってみましょう。
はじめから高い山頂や雲の上を目指す必要はありません。一つだけ着実に上に登ればいいのです。そこでは以前には想像もしていなかったような世界が見えてくるはずです。
そう、前の何十倍も、広く、遠くまで見通せるようになるのです。
「真の勝利者は悠々と、どっしりと、大きな存在である。
大きい人とはどんな人か。
それは度量が広い、視野が広い、人徳がある、人望がある、
思いやりがある、人格者だ、と言われる人である。
そういう人は、この世に溌剌と生きる喜びに包まれる。
そして実るほどに謙虚になる。よく勉強し、感謝を忘れず、
なごやかである。そして、もう一度繰り返して言おう。
自分の好きなように生きて、それが多くの人を喜ばせること
になっている。」
常に「一つ上」を目指すこと。
今日、その第一歩を踏み出すことによって、
あなたは間違いなく真の勝利者に、一歩近づいたのです。
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