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「こころ」の大切さ。 |
『人生は毎日が壁を乗り越えていくようなものだと思う・・・
人それぞれ、ひとつひとつ違った悩みを抱えているだろうし
誰もそれを背負ったり、かばったり、
言葉で癒すことはできるかも知れないが・・・
それを理解して乗り越えていくのはやっぱり自分自身なんだ。』 |
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その昔、人として歩きはじめるとき。数え年15歳で元服を迎えていたかつての子供たち。儀式・儀礼を身につけることは、躾と同じように人間形成に欠かせないことでした。
人と人との関係が見失われ、生命の尊厳さえ忘れられようとしている今日。他人の心の痛みも感じられる豊かな感性を育んでほしいという願いは、すべての人に
共通の思いでもあります。社会の成熟化とともに、「こころ」そのものの成熟がいっそう求められるこれからの時代。
人生は毎日が壁を乗り越えていくようなものだ・・・。
人生は毎日が壁を乗り越えていくようなものだと思う・・・
人それぞれ、ひとつひとつ違った悩みを抱えているだろうし
誰もそれを背負ったり、かばったり、言葉で癒すことはできるかも知れないが・・・
それを理解して乗り越えていくのはやっぱり自分自身なんだ。
そしてきっと その物事を理解して その壁を乗り越えたとき
それを人生の中での「卒業」 そうよぶんだろう-----。
君たちのこのチャイムはきっと一生心の中で鳴り続けている
そして君たちの卒業
ひとつひとつの卒業がいつまでも祝福されるように-----。
心を込めて この曲をおくります。
『校舎の影 芝生の上 すいこまれる空
幻とリアルな気持ち感じていた
チャイムが鳴り 教室のいつもの席に座り
何に従い 従うべきか考えていた
ざわめく心 今 俺にあるものは
意味なく思えて とまどっていた
放課後 街ふらつき 俺たちは風の中
孤独 瞳にうかべ 寂しく歩いた
笑い声とため息の飽和した店で
ピンボールのハイスコア−競いあった
退屈な心 刺激さえあれば
何でも大げさにしゃべり続けた
行儀よく まじめなんて 出来やしなかった
夜の校舎 窓ガラス壊してまわった
逆らい続け あがき続けた 早く自由になりたかった
うんざりしながらそれでも過ごした
ひとつだけ解っていたこと
この支配からの----- 卒業。』
昔の・・・俺は・・・
歌えば歌うほどみんなとの距離が遠くなっていく気がして
それでステージを下りたんだ
そしてそれからの六年間・・・時にはみんなを裏切るような事もしてしまった
---とてもすまないと思っている---
その代償に オレの心もズタズタに引き裂かれた
でもオレは十八でデビューして三年間
その間に失ってきたモノをとり戻したかったんだ
だから原点に返ろうと思ったんだ
人生はきっと自分のしたいことのためにあるんだと思う
だから今のうちにに うんとたくさん 心の財産を増やしておくといいと思う
そうすれば君が求めているその夢に
きっと辿り着ける
僕はそう信じている
そして君のために
そう祈って歌いつづけるから
どんな困難にも負けないで
いつまでも夢を捨てないで
君たちへ僕からの
精一杯の愛情を込めて-----。
いつまでも歌いつづけることを
約束します。
リアル・ロック・ストーリー 尾崎豊物語より |
走り続け・・・
叫び続け・・・
求め続け・・・
そして今日もどこかの街角で、彼の歌は流れている。
勇気づけられた歌。忘れられないメッセージ。
何気ない日々の生活の中にも、さまざまな卒業が満ち溢れている。
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