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素晴らしいチームだった |
『もし、かなうのであれば…。
このチームでメジャーリーグで1シーズンやってみたいぐらい、
そんな素晴らしいチームだったと思います。』
−イチロー(2006年WBC日本代表)− |
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ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)初代世界一に輝いた王ジャパン。2006年3月20日(日本時間21日)決勝で日本はキューバを10−6で破り、初代王者に輝いたのです。球場に大きな日の丸が揺れナインは歓喜。
王ジャパンを世界の頂点へと引っ張ったのは、もちろんイチロー選手。
決勝でも自らのプレーでチームを鼓舞した。五回には左翼線二塁打を放ち、5点目のホームを踏んだ。1点差に詰め寄られた九回では一、二塁間を破るダメ押しタイムリーで世界一を決定づけた。
最後の最後まで背負い続けた“日の丸”の誇りと重圧。
歓喜の輪で誰かまわず抱きつき、
まるで子どものようにはしゃぎまくっている姿が印象的でした。
「ずっとチームの先頭に立ってくれた。オレがメジャーリーガーなんだというプライドを持った野球への取り組みがすばらしかった」。
決戦前日の決起集会でイチローを自らの横に座らせた王監督も彼の存在なしにこの栄誉がなかったことは、誰よりも知っている。
金メダルを誇らしげに掲げ、約1カ月に及ぶ熱き戦いは歓喜で幕を閉じました。
「素晴らしい仲間と野球ができて本当にうれしい。
みんなで喜べることはいいなと思った。それを思いださせてくれて感謝している。」
世界一の仲間たちと勝ち取った世界一の称号。孤高の天才は最後まで感情そのままに、最高の笑顔を見せてくれました。
日の丸を掲げ、それぞれが最高の笑顔で、そして世界の頂点に酔いしれた。個から和へ。試合を重ねるたびにチームが結束し世界一に輝いたのです!
2006/3/30 姉妹サイトのスポーツ語録&名言集へ掲載したものです。 |
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