|
選手の実力とは |
『プレッシャーがかかる場面で出る力がその選手の実力』
−城島健司(米MLBシアトル・マリナーズ 捕手)− |
|
心身ともに負担の多い捕手で2割9分1厘、18本塁打の成績。
本人は「率直に、もっと勝ちたかったですね」と言っているところをみると、まだまだ物足りなさを感じているようです。
6年連続年間200安打を達成したイチロー選手に
「素晴らしい。僕にとっては神の領域」と尊敬の念を表しています。
でも、200安打がかかった打席では「打ってきて下さいね」と声もかけたという。
逆に3割がかかっているときには「ジョー、乗せて来いよ」って言われるそうです。
節目の数字や打率3割到達がかかる打席の前は、
互いに声を掛け記録を意識させるという。
つまり、
「ノープレッシャーでやったことは実力ではないって、
お互い思ってるんで」
という言葉から、スポーツ選手が持つ本当の実力が計り知れる言葉だと思います。
「プレッシャーがかかる場面で出る力がその選手の実力」と、さらりといってのけるところに城島選手のすごさを見た気がします。
1年目を終え「もっと打ちたい、勝ちたい」と、長いシーズンの疲れは見えない。もっと打ちたい、もっと勝ちたい、という強い気持ちだけが、最終戦を終えた城島から伝わってきました。来期はもっとやってくれそうですね。
2006/10/23 姉妹サイトのスポーツ語録&名言集へ掲載したものです。 |
|
|
|